今日、10ヶ月ぶりに声を聞きました。

朝のLINEで、

「今日は車で一人、商談あるから移動する。」

彼は言ってました。

何も考えず

「そうなんだ。運転気を付けてね」

そして昼過ぎ。

何の前触れもなく、電話。

画面を見て、思わず座り直す(笑)

「もしもし？」

「久しぶりだな。こんなタイミングじゃないと声も聞けないから、いきなりだけどかけてみた」

あ、彼の声。。ホント久しぶり。。

思わず

「顔みたいよ」と言ってしまった。

良いも悪いも言わず、彼からビデオ通話に繋いでくれた。

私も、ビデオ通話に。。

車の中で、彼はタバコを吸いながらこっちを見ていた。

また「久しぶり」

思わず、込み上げてくるものがあり、スマホをテーブルの上に置いた。

「ん？あれ？天井しかみえないぞー」

「ちょっと待って。。」

「顔見せてよ。」

「待って。。待って。。」

声の震えを気付かれないようにしたけど

「泣くな。顔見せて。。」

「不細工だからダメ」

「知ってる(笑)」

「えー、ひどい(笑)」

少しそれで落ち着きを取り戻せ、涙を拭いてスマホを持ち直した。

「やっと見れた。」

彼が画面いっぱいに映ってる。

「早く会いたいな。会えるようになったら、すぐ会おうな。それまで頑張ろうな。」

立て続けに彼が話す。

私は

「うん、うん」しか言えず。

いつになるか、まだ全然見えない中。

不安でいっぱいだった。

その不安。

少し消えた気がした。

「ありがとう。電話くれて。。」

私からやっと出た言葉がそれだった。

「大丈夫か？頑張ろうな」

彼は笑顔だった。

その笑顔を残しておきたくて、黙ってスクリーンショットした。

辛い時。悲しい時。しんどい時。。見れるように。

私の大事な宝物にしよう。

クリスマス～年始年始。

彼は26日から、仕事も休みになり。

私も子供の冬休みになり。

そのまま大掃除やらで忙しくなり。

年末LINEが届いた。

「今年は会えない期間ばっかだったな。」

聞けば彼の仕事は年明け12日からだと。。

それを聞いて、ダメ元で話した。

「もしもの話。。

旦那が仕事始まって、子供の冬休みも終わって。

◯◯がまだ休み。。

日中、会えたりしないよね？

もちろん世の中の状況もあるけど。」

ドキドキしながら返信を待つ。

「まぁ、嫁には布石うっておけば。。

仕事の準備してくるとか。」

「え、それって大丈夫ってこと？

もしかしたら会えるかもしれないってこと？」

「布石うっとくよ。」

嬉しかった。。それだけで。

まだ、私を必要と思ってくれてるんだ。。と。

色んな不安の塊な自分を、ただ彼の横で少し荷を下ろしたい。。

一瞬でも、全て忘れたい。。

その気持ちでいた。

けど、直ぐ様容赦なく今までの最高人数感染者のニュース。。

そして年明け早々に、緊急事態宣言の要請のニュース。。

ダメか。。

こんな状況になったら、布石も何もない。。

打てやしないじゃん。。

昨夜、遅くに少しLINEをしたけど、お互いに会う話は出ずに出さずに終わった。。

きっと話には出なかったけど、宣言が出ると彼は休み明けの仕事がどうなるか。。で不安なはず。

そんな中、会いたいとは言えない。。

あーー。なんで、どうしてが頭の中グルグル。。。

９ヶ月過ぎました。

そして、もう12月も半ば過ぎ。。

今年も、なんだかんだと終わるのか。。

結局。先月の私の誕生日の話も彼からは出ず。

ま、予想通りなんですが。(笑)

きっともう、間違いなく今年はこれで会わないで終わります。。

日に日にまた、コロナの数が増え

年明けには、子供の大学受験を控えてる今。

神経的には、そちらが気になり毎日勝手に眠れなくなり、不安定になってる自分がいます。

それを、彼にも察して欲しいとLINEの会話の中に入れてみたけど、スルー(笑)

そんなもんです。。

そんなものですね。

今年は、クリスマスのプレゼントも用意しません。

去年は、ウキウキしながら選んでいた。。

毎日、疲弊ばかりする今。

そんな楽しみもなく、気付けばバレないように泣く。。

そんな毎日。

支えは、彼との蜘蛛の糸のような細く長い糸だけ。

その糸さえ、もうこんなんじゃ手繰り寄せれないかもしれないな。。